潮 来 夜 船

作詩 藤田まさと  作曲 倉若晴生
昭和14年
1 雨はやんだに 晴れたのに
  娘船頭さん なぜ泣くの
  独りぐらしが 哀しいか
  旅のお方が 恋しいか


2 潮来出島に 咲く花は
  噂ばかりで 散るそうな
  同じ流れを ゆく身なら
  泣いておやりよ 真菰(まこも)月


3 涙さらりと 水の上
  すててひとふし 潮来ぶし
  肩にまんまる 月の影
  娘船頭さんは 唄でゆく   


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