1 行け嘆きの馬車 紅い花散る港の夕べ 旅を行く我を送る 鐘の音さらばよ いとしのこの町君故に 幾度び振り返える 2 啼けかもめの鳥 あはれ切なく夕陽は燃ゆる 波の上浮かぶジャンク 淋しやはろばろ 誰か歌ふか愛の歌 夜霧に流れ来る 3 行け嘆きの馬車 月に胡弓の流れる町を いつか見ん母の待てる 故郷なつかし 窓の灯影を夢みつつ 果てなく旅を行く
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