十 三 夜
作詩 石松秋二 作曲 長津義司
昭和16年
挿絵 コバヤシ キヨシさん
1 河岸の柳の 行きずりに
ふと見合せる 顔と顔
立止まり 懐しいやら
嬉しやら 青い月夜の
十三夜
2 夢の昔よ 別れては
面影ばかり 遠い人
話すにも 何から話す
振袖を 抱いて泣きたい
十三夜
3 空を千鳥が 飛んでいる
今更泣いて なんとしょう
さよならと こよない言葉
かけました 青い月夜の
十三夜
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