港に赤い灯がともる 作詩 矢野 亮 作曲 八州秀章 昭和22年 |
1 暗い空だよ きらりと光る
切れたテープか かもめの鳥か ああ港に 赤い灯がともりゃ のこる未練の すすり泣き 2 今日の出船は 東か西か ドラがしみ込む 俺らの胸に ああ港に 赤い灯がともりゃ 海が恋しい 船乗りさ セリフ 「この街で今度こそ落ちつこうと何度考えた かしれねえが、あの海の呼ぶ声をきくと、な ぜかじっとしちゃいられねんんだよ。 そりゃあ、俺だって岸壁にへばりつくことも あるんだが、やっぱりいつかまた広い海へ出 ていってしまうんだ。 あばよ!港よ陸よ 明日はまた海へ行く」 3 歩みつかれて 錨をおろす なれた酒場の あの娘のえくぼ ああ港に 赤い灯がともりゃ せめてひと夜の 陸(おか)の夢 |
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