花 の 三 度 笠

作詩 佐伯孝夫  作曲 吉田 正
昭和28年
1  男三度笠 横ちょにかぶり
  おぼろ月夜の 旅がらす
  可愛(かわ)や少柳 とめずにおくれ
  あけりゃ明日の 風が吹く
  世話にくだけて エー暮しゃんせ


2 野暮な白刃にゃ 体を張るが
  ままよ苦手な 色出入り
  こんな男に 惚れるなぁおよし
  末の苦労が 目に見える
  想いつめずに エー暮しゃんせ


3 花の三度笠 柳がなびく
  乱れごころで なぜなびく
  知らぬ振りして 峠を越えりゃ
  またも身にしむ 通り雨
  想い出すよな エーことばかり

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