君 い と し き 人 よ


作詩 菊田一夫  作曲 古関祐而
昭和28年
1 君 名も知らぬ うるわしき人よ
  君はしあわせか
  夜霧の橋に  君待てど
  街はただふけて ネオンは悲し
  ああ 君ありてこそ 楽しきに


2 君 われを捨て 去りし人よ
  君はしあわせか
  落葉の路に 見る君の
  ぬれたまつ毛に 涙はにじむ
  ああ 君ありてこそ 楽しきに


3 君 はるかなる いとしき人よ
  君はしあわせか
  春花咲けば 心ときめき
  街に風吹けば あの日を想う
  ああ 君ありてこそ 楽しきに
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