逢いにきましたお父さん
作詩 野村俊夫 作曲 船村 徹
昭和33年
1 母さん作った 日の丸べんとう
一人たべたべ 汽車の旅
夢でみていた 東京の町を
地図をたよりに 九段まで
逢いに来ました お父さん
2 泣き泣き拝んだ 靖国神社
合わす両手に 桜散る
待っていたよの たゞ一言を
聞いてみたさに はるばると
逢いに来ました お父さん
3 お別れした時ゃ 乳呑児だった
丁度あれから 十五年
つらい淋しい 片親そだち
故郷(くに)のはなしを お土産に
逢いにきました お父さん