哀愁のからまつ林

作詩 西沢 爽  作曲 船村 徹
昭和35年 

1 涙あふれて はり裂けそうな
  胸を両手で 抱きしめる
  見えないの 見えないの
  背伸びをしても
  ああ あの人は行ってしまった
  からまつ林

2  せめても一度 恋しい人の
   腕に甘えて 縋(すが)れたら
   それだけで それだけで
   死んでもいいの
   ああ 弱虫と風が叱るわ
   日暮れの風が

3 あとも見ないで 別れていった
  男らしさが 哀しさが
  燃えるよな 燃えるよな
  夕焼け小焼け
  ああ 帰りましょう 影を踏み踏み
  落葉の径を



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