母 恋 吹 雪
作詩 矢野 亮 作曲 林 伊佐緒
昭和31年
1 酔ってくだまく 父さの声を
逃げて飛び出しゃ 吹雪の夜道
辛い気持は わかっちゃいるが
俺らばかりに ああ なぜあたる
2 こんな時には 母さが恋し
何で俺らを 残して死んだ
呼んでみたって ちぎれて消える
星のかけらも ああ 見えぬ空
3 徳利かこった 凍れる指に
岩手おろしが じんじと沁みる
たった二人の 親子であれば
涙ぬぐって ああ 戻る道
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