北 海 の 終 列 車

作詩 高橋掬太郎  作曲 中野忠晴
昭和34年 
1 深い夜霧に 汽笛をならし
  ああ北海の 終列車
  心に消えぬ まぼろしの
  君の名呼べば 胸痛く
  涙ににじむよ にじむよ涙


2 恋に破れて 都を捨てて
  ああ北海の 終列車
  思い出遠く ふり向けば
  車窓(まど)打つ風も 身を責めて
  つきぬ名残の 名残のつらさ


3 暗い夜空を 見るさえ悲し
  ああ北海の 終列車
  行方は遙か さいはての
  鉄路に結ぶ 夢寒く
  どこへ捨てよか 捨てよか涙


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