柿 の 木 坂 の 家

作詩 石本美由紀  作曲 船村 徹
昭和32年
1 春には 柿の花が咲き
  秋には 柿の実が熟れる
  柿の木坂は 駅まで三里
  思い出すなァ ふる里のョ
  乗合バスの 悲しい別れ


2 春には 青いめじろ追い
  秋には 赤いとんぼとり
  柿の木坂で 遊んだ昔
  懐しいなァ しみじみとョ
  こころに返る 幼い夢が


3 春くりゃ 偲(しの)ぶ馬の市
  秋くりゃ 恋し村祭り
  柿の木坂の あの娘(こ)の家よ
  逢ってみたいなァ 今も尚ョ
  機織(はたお)りながら 暮していてか


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