み れ ん 峠
作詩 東条寿三郎 作曲 吉田矢健治
昭和31年
1 想い切る気で 峠を股ぎゃ
又もきそうな 雨模よう
急がず行かしゃれ
ナイハーナイ 涙がおちる
ましてそこらは まわりみち
2 咲くとみせかけ はらりと散った
さんさ山家の 一夜妻
あきもあかれも
ナイハーナイ したのじゃないか
今日の別れの 何としょう
3 忘れまいとて 後ふりむけば
うるむ峠の 紺がすり
さぞや辛から
ナイハーナイ この手が届きゃ
抱いてかかえて 送ろもの