おさげマドロス
作詩 藤間哲朗 作曲 吉田矢健治
昭和33年
1 ボロで小さな 船だけど
よそへやったり するもんか
さびた汽笛の この音が
いつも子守の 唄だった
あたいにゃ大事な 船なのさ
2 潮のからさにゃ 平気でも
星が降る夜は そりゃ辛い
空の父さん 母さんに
なぜか逢えそで 声が出る
あたいはそれでも 泣かないさ
3 重い錨も まかせとき
おさげ髪でも 親ゆずり
鴎一緒に 出かけよか
青いしぶきの 散る中を
あたいは元気に かじをとる