夜 の 酒 場
作詩 西条八十 作曲 古賀政男
昭和33年
1 さかずきにがく 恋にがし
うらぶれ果てて 君ゆえに
夜の酒場の かたすみに
聴けばかなしき 雨の歌
2 うらぎり多き 人の世に
この恋のみは 変らじと
かたくすがりし 蔓薔薇も
散りてのこるは この涙
3 のめども酔わぬ さかづきに
つれなき君を 浮かべつゝ
われを泣かせて いずこゆく
夜の酒場の 通り雨
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