王   将

作詩 西條八十   作曲 船村徹
昭和36年 
1 吹けば飛ぶような 将棋の駒に
  懸けた命を 笑わば笑え
  生まれ浪花の 八百八橋
  月も知ってる おいらの意気地


2 あの手この手の 思案を胸に
  破れ長屋で 今年も暮れた
  愚痴も言わずに 女房の小春
  作る笑顔が いじらしい


3 明日は東京に 出て行くからは>
  何が何でも 勝たねばならぬ
  空に燈が付く 通天閣に
  俺の闘志が また燃える