お 座 敷 小 唄 作詩 不詳 作曲 陸奥 明 昭和39年 |
1 富士の高嶺に 降る雪も
京都先斗町に 降る雪も 雪に変わりは ないじゃなし とけて流れりゃ 皆同じ 2 好きで好きで 大好きで 死ぬ程好きな お方でも 妻と言う字にゃ 勝てやせぬ 泣いて別れた 河原町 3 ぼくがしばらく 来ないとて 短気おこして やけ酒を 飲んで身体を こわすなよ お前一人の 身ではない 3 一目見てから 好きになり ほどの良いのに ほだされて よんでよばれて いる内に 忘れられない 人となり 4 どうしたかと 肩に手を どうもしないと うつむいて 目にはいっぱい 泪ため 貴方しばらく 来ないから 5 唄はさのさか どどいつか 唄の文句じゃ ないけれど お金も着物も いらないわ 貴方ひとりが 欲しいのよ |