熱 海 の 夜


作詩 荒川利夫  作曲 山岡俊弘
昭和44年 
1 たった一度の 倖せが
  はかなく消えた ネオン街
  忘れられない 面影を
  月にうつした 湯の宿よ
  熱海の夜


2 妻と書かれた 宿帳に
  沁みた涙の 傷あとよ
  ままにならない 人の世に
  やせて悲しい 枯れ柳
  熱海の夜


3 恋も湯けむり 消えるもの
  知っていたけど 燃えました
  こんな女の 私でも
  夢にみるのよ あの人を
  熱海の夜