加 賀 の 女

作詩 星野哲郎  作曲 島津伸男
昭和44年 
1 君と出逢った 香林坊の
  酒場に赤い 灯がともる
  ああ 金沢は 金沢は
  三年前と おんなじ夜が
  静かに俺を 待ってる町だ


2 忘れられよか 天神橋の
  たもとにのこる 物語
  ああ あの女も あの女も
  おもいの糸の 細白(ほそしら)糸を
  かけるか遠い 都の空に


3 謡曲(うた)がふるふる 加賀宝生(ほうしょう)の
  木洩れ陽(こもれび)青い 石だたみ
  ああ 金沢は 金沢は
  身も世もすてて あなたのために
  生きるといった 君住む町よ


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