水 割 り

作詩 水木かおる  作曲 遠藤 実
昭和51年
1 いつもおまえは 笑ったあとで
  ふっと淋しい顔するね 顔するね
  うすい肩さえ 痛々しいが
  水割りの 水割りの 酒といっしょに
  飲みほす恋の わかれ酒


2 きれいばかりに 見ないでくれと
  みせたうなじの傷のあと 傷のあと
  影と影とが 呼びあうからか
  水割りの 水割りの 氷みたいに
  心がふれて 鳴った夜


3 うらむその日を ふり切る俺に
  そっとさしだす女傘 女傘
  抱いてやりたい 抱いたら負ける
  水割りの 水割りの 酒の力で
  とびだす路地に 冬の雨

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