お  ゆ  き

作詩 関根浩子  作曲 弦 哲也
昭和51年
1 持って生まれた 運命まで
  変えることなど 出来ないと
  肩に置いた手 ふりきるように
  俺の背中に まわって泣いた
  あれは… おゆきという女


2 少しおくれて 歩く癖
  それを叱って 抱きよせた
  つづく坂道 陽の射す場所に
  連れて行きたい このままそっと
  あれは… おゆきという女


3 湯気に浮かんだ 茶柱で
  明日を占う 細い指
  どこか不幸が とりつきやすい
  そんな気がする ほくろがひとつ
  あれは… おゆきという女


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