千 曲 川
作詩 山口洋子 作曲 猪俣公章
昭和51年
1 水の流れに 花びらを
そっと浮かべて 泣いた人
忘れな草に かえらぬ初恋を
想い出させる 信濃の旅路よ
2 明日はいずこか 浮き雲に
煙りたなびく 浅間山
呼べどはるかに 都は遠く
秋の風立つ すすきの径よ
3 一人たどれば 草笛の
音(ね)いろ哀しき 千曲川
よせるさざ波 くれゆく岸に
里の灯ともる 信濃の旅路よ