美  幌  峠

作詞 志賀 貢  作曲 岡 千秋
昭和61年
1 あなた忘れる 旅だけど
  霧が心を 迷わせる
  なにも見えない 峠に立てば
  にくしみだけが 遠ざかる
  ああ さいはての
  美幌(びほろ)峠に 霧が降る


2 あすはサロマか 裏摩周
  つらくなりそな しぐれ空
  あれは和琴(わこと)と 指さす人の
  どこか似ている うしろかげ
  ああ さいはての
  美幌峠に 霧が降る


3 胸にすがった この指が
  いまはみぞれに 泣いている
  蓮葉氷にしずんだ湖に
  愛のもろさが にじんでる
  ああ さいはての
  美幌峠に 霧が降る


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