川の流れのように

作詩 秋元 康  作曲 見岳 章
昭和64年 
1 知らず知らず 歩いてきた
  細く長い この道
  振り返れば 遥か遠く
  故郷が見える
  でこぼこ道や 曲がりくねった道
  地図さえない それもまた人生
  ああ 川の流れのように ゆるやかに
  いくつも 時代は過ぎて
  ああ 川の流れのように とめどなく
  空が黄昏(たそがれ)に 染まるだけ


2 生きることは 旅すること
  終わりのない この道
  愛する人 そばに連れて
  夢 探しながら
  雨に降られて ぬかるんだ道でも
  いつかは また 晴れる日が来るから
  ああ 川の流れのように おだやかに
  この身を まかせていたい
  ああ 川の流れのように 移り行く
  季節 雪どけを待ちながら


  ああ 川の流れのように おだやかに
  この身を まかせていたい
  ああ 川の流れのように いつまでも
  青いせせらぎを 聞きながら

背景は筑後川の夕景(野口好喜氏撮影)

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