浪 花 恋 し ぐ れ 作詩 たかたかし 作曲 岡 千秋 昭和58年 |
1 芸のためなら 女房も泣かす それがどうした 文句があるか 雨の横丁 法善寺 浪花しぐれか 寄席ばやし 今日も呼んでる 今日もよんでる ど阿呆 春団治 「そりゃわいはアホや 酒もあおるし 女も泣かす せやかて それもこれも みん芸のためや 今にみてみい!わいは日本一になったるんや 日本一やで わかってるやろ お浜 なんや そのしんき臭い顔は 酒や!酒や! 酒買うてこい!」 2 そばに私が ついてなければ なにも出来ない この人やから 泣きはしません つらくとも いつか中座の 華になる 惚れた男の 惚れた男の でっかい夢がある 「好きおうて一緒になった仲やない あんた遊びなはれ 酒も飲みなはれ あんたが日本一の落語家になるためやったら あてはどんな苦労にも耐えてみせます」 3 凍りつくよな 浮世の裏で 耐えて花咲く 夫婦花 これが俺らの 恋女房 あんたわたしの 生き甲斐と 笑うふたりに 笑うふたりに 浪花の春がくる |