酒とふたりづれ

作詩 里村龍一  作曲 聖川 湧
昭和58年 
1 おまえが泣いて 泣いているような
  露地の灯りに 雨がふる
  少し濃い目の 水割りを
  涙でうすめて 飲んでいた
  おまえの面影 ああ
  俺は今夜も 酒とふたりづれ


2 お前も聞いて 聞いているような
  未練まじりの 流行歌(はやりうた)
  指のすき間を 遠去かる
  煙草の煙に 浮かぶ面影(かお)
  想い出肴に ああ
  俺は今夜も 酒とふたりづれ


3 おまえが呼んで 呼んでいるような
  窓の残り灯 風の音
  うしろ髪ひく 恋だけど
  昔の戻れる 夢もない
  倖せ祈って ああ
  俺は今夜も 酒とふたりづれ


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