道頓堀(とんぼり)人情

作詩 若山かほる  作曲 山田年洲
昭和61年 
1 ふられたぐらいで 泣くのはあほや
  呑んで忘れろ 雨の夜は
  負けたらあかん 負けたらあかんで東京に
  冷めとない やさしい街や道頓堀(とんぼり)は
  未練捨てたら けじめをつけて
  きっぱりきょうから 浪花に生きるのさ


2 くちびるかんでも きのうは過去や
  わかるやつには わかってる
  負けたらあかん 負けたらあかんで東京に
  冷めとない やさしい街や道頓堀(とんぼり)は
  でんと構えた 通天閣は
  どっこい生きてる 浪花のど根性


3 三吉魂 あんたにあれば
  うちが小春に なりもしょう
  負けたらあかん 負けたらあかんで東京に
  冷めとない やさしい街や道頓堀(とんぼり)は
  ほれてつきあう 今夜の酒は
  まっ赤に流れる 浪花の心意気