渡 り 鳥 仁 義

作詩 たかたかし  作曲 市川昭介
昭和59年 
1 夜の酒場の 赤い灯が
  俺にゃ似合いの ひとり酒
  ごめんなすって 俺らすねに傷もつ
  浮世双六 渡り鳥
  後ろ髪ひく 
  後ろ髪ひく あゝ流し唄


2 可愛いあの娘の つぐ酒に
  ホロリこぼした ひとしずく
  ごめんなすって 俺ら色の出入りが
  いまだイロハの 未熟者
  無理はいうなよ 
  無理はいうなよ あゝ泣きぼくろ


3 雲よおまえは どこへ行く
  伊豆か越後か ふるさとか
  ごめんなすって 俺らはじき出されて
  意地がひとつの 裏街道
  背中(せな)に冷たい
  背中(せな)に冷たい あゝ初しぐれ


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