あ け み の 唄

作詩 原 阿佐緒  作曲 古賀政男
昭和7年
1 あけみ悲しや 何処(いずこ)へ往く
  酒場の花と ひとはいうが
  酔うては醒める 酒のよな
  恋はすまいぞ ひとが泣くもの


2 あけみ悲しや 何処(いずこ)へ往く
  いまさらさらに 思う我が子
  ゆりかごゆりて 笑みし日を
  恋ては泣くよ 母なればこそ


3 あけみ悲しや 何処(いずこ)へ往く
  恋にも世にも 敗れ果てて
  せめて子のため 永らえよ
  あああ あけみ 何処へ往くよ

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