背景
http://www.suisai.net/
時 雨 ひ と と き
作詩 飛鳥井帆二 作曲 江口夜詩
昭和7年
1 時雨ひととき ふる宵の
窓より見える 街の灯は
遠いあの日の 夢に似て
ひとみは露に 滲むのよ
2 時雨ひととき ふる宵の
寂しき故に ホロホロと
君が唄いし 口笛を
鳴らして今日も 偲ぶのよ
3 時雨ひととき ふる宵の
枕もぬるる つめたさよ
君によく似し 人形の
悲しき顔の 泣きぼくろ