あ あ 草 枕 幾 度 ぞ

作詩 徳土良介  作曲 陸奥 明
昭和16年
1 ああ草枕 幾度ぞ
  すてる命は 惜しまねど
  まだつきざるか 荒野原
  駒の吐息が 気にかかる


2 鞍を浸して 濁流を
  越えてまた衝く 雲の峰
  いななけ黒馬よ 高らかに
  俺もお前も つはものだ


3 思へば遠く 来しものぞ
  渡る風さへ 母の声
  未練ぢゃないが ふる里へ
  夢や今宵は 通ふらん

 

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