山の端に月の出る頃 歌 谷 真酉美 作詩 哥川欣也 作曲 利根一郎 昭和26年 |
1 静かに暮れゆく ホー 峠の空に
いつかきらめく ホー 君と仰いだ愛の星 いとしさ いとしさ 迫りて呼べば 返る木魂が ホー みつる胸 2 ほのかな香りの ホー ただよう小径 春は廻れど ホー 過ぎあの日の夢いずこ ささやく ささやく 流れの音も 甘い思いで ホー 誘う唄 3 さやかに澄みゆく ホー 月の光に 濡れて偲べば ホー 点る灯りもうるみがち 今宵は 今宵は 山ふところに ひとり抱かれて ホー 溶ける夜 |