海峡みなと駅
作詞 里村龍一   作曲 岡  千秋

1 海峡のみなと駅 乗りつぐ船も無く
  吹雪の桟橋で 旅路の朝を待つ
  おなじ夢みて 生きた日々
  遠い悲しみ 今はもう
  あなたには 戻れない
  海にふる雪 
  こころに積もれ こころに積もれ

2 膝掛けの一枚が あなたの愛よりも
  こころに温かい せつない駅あかり
  冬の哭き笛 聞きながら
  旅にのがれて 行く私
  ただひとり 連れもなく
  北へさすらう 
  こころは鴎 こころは鴎

3 果てしない冬の空 あなたの住む町が
  淋しい想い出が 愛しく見えてくる
  違う明日を 探しつつ
  地図も持たずに 何処へ行く
  夜明けには 船に乗る
  海の朝陽よ 
  こころに昇れ こころに昇れ