海   峡
作詞 星野哲朗   作曲 弦 哲也

1 死ぬか生きるか 沈むか浮くか
  崖を背にした 女がひとり
  渦で占う 人生は 
  北へ進めと しぶきも叫ぶ 

  来いと言われた わけでもないが
  潮の香りは 男の匂い 
  胸に切ない 海峡の
  風は女を また吸い寄せる

二 泣くか笑うか 祈るか待つか  
  暗い波間に 女はひとり
  なげたコインに しあわせを
  賭けて求めて 海峡わたる

  汽笛ならして 行き交う船に
  乗せた運命を 悔やみはしない
  結ぶすべなく すれちがう
  愛も涙に 咲く花だから

  来いと呼ばれた わけでもないが
  潮の香りは 男の匂い 
  胸に切ない 海峡の
  風は女を また吸い寄せる