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熊 野 古 道
 
作詞 木下龍太郎  作曲 弦 哲也
1 離れるほどに 恋しさつのる
  心はなんて あまのじゃく
  列車を何度か 乗り継いで
  熊野古道を ひとり旅
  切れぬ未練に 振り向けば
  足を取られる 木の根道


2 女は愛に 欲ばりだから
  重荷になって いたみたい
  ないものねだりの 悪いくせ
  熊野古道は 石畳
  消したつもりの 面影が
  杉の木立に 見え隠れ


3 涙の川を 何度か渡り
  女は強く なると言う
  つまづきながらも また一歩
  熊野古道を 峠越え
  歩き通した その時が
  きっと私の ひとり立ち


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