夢 一 天


作詞 松井由利夫  作曲 水森英夫
1 涙ひとつぶ ふところに
  花を横目に 回り道
  義理もすたれた 人情も枯れた
  春は盛りと 言うものを
  今のご時世 寒すぎる


2 酒は一気に 干せるのに
  恋の盃 なぜ干せぬ
  意地は梃子でも 曲げない俺が
  渡すつもりの ほと言を
  抱いて思案の 戻り橋


3 時の流れに 棹させば
  針のつぶてが はね返る
  それが世間さ 世間の裏で
  明日の灯りを この胸に
  生きる男の 夢ひとつ


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