さくら貝の歌
作詩 土屋花清 作曲 八州秀章
昭和24年
1 美(うるわ)しき 桜貝一つ
去り行ける 君にささげん
この貝は 去年(こぞ)の浜辺に
われ一人 拾いし貝よ
2 ほのぼのと うす紅染むるは
わが燃ゆる さみし血潮よ
はろばろと かよう香りは
君恋うる 胸のさざなみ
ああなれど 我が想いは儚く
うつし世の なぎさに果てぬ
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