東 京 悲 歌
作詩 高橋掬太郎 作曲 飯田三郎
昭和26年
1 瞼とじれば 瞼にうかぶ
思い出悲し 影いとし
命かぎりに 呼べばとて
君は答えず あゝ雨が降る
2 祈る三百六十五日
別れた人よ なぜ逢えぬ
鐘が鳴る鳴る ニコライ堂
ひとりなけとか あゝ雨が降る
3 袂重たい 花嫁衣装
泣き泣き着れば なお悲し
濡れた瞳に まぼろしの
君はいずこか あゝ雨が降る
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