浜 っ 子 マ ド ロ ス

作詩 星野哲郎  作曲 船村 徹
昭和32年 
1 船の汽笛を 子守の唄に
  聞いて育った 鴎だよ
  まるで散歩に 出かけるように
  笑って錨を 巻いた人
  でもさ 人情もろくてよ
  そこが浜っ子 マドロスなのさ


2 赤いつぼみの 夾竹桃を
  胸のジャンバーに さしてたよ
  まるでセンチな 乙女のように
  やさしい心の あるお人
  でもさ しんは強くてよ
  そこが浜っ子 いいとこなのさ


3 つらい別れの メリケン波止場
  シュンと胡弓も 泣いてたよ
  まるで明日にも すぐ帰るよに
  あっさり手を振り 消えた人
  でもさ 男らしくてよ
  そこが浜っ子 マドロスなのさ


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