雪 の 渡 り 鳥
作詩 清水みのる 作曲 陸奥 明
昭和32年
イラスト作成 コバヤシ キヨシさん
1 合羽からげて 三度笠
どこをねぐらの 渡り鳥
ぐちじゃなけれど この俺にゃ
帰る瀬もない
伊豆の下田の 灯が恋し
2 意地に生きるが 男だと
胸に聞かせて 旅ぐらし
三月三年 今もなお
思い切れずに
残る未練が 泣いている
3 はらい除けても 降りかかる
何をうらみの 雪しぐれ
俺も鯉名の 銀平さ
抜くか長どす
抜けば白刃に 血の吹雪
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