涙を抱いた渡り鳥 作詩 有田めぐみ 作曲 いずみゆたか 昭和39年 |
1 ひと声ないては 旅から旅へ
くろうみやまの ほととぎす 今日は淡路か 明日は佐渡か 遠い都の 恋しさに 濡らす袂の はずかしさ いいさ 涙を抱いた渡り鳥 2 女と生まれた よろこびさえも 知らぬ他国の 日暮道 ままよ浮世の 風まま気まま つばさぬらして 飛んで行く 乙女心の 一人旅 いいさ 涙を抱いた渡り鳥 3 見せてはならない 心の傷を かくす笑顔に 月も輝る 口にゃだすまい 昔のことは 水に流して はればれと 仰ぐ夜空も 久し振り いいさ 涙を抱いた渡り鳥 |