ふ る さ と

作詩 山口洋子  作曲 平尾昌晃
昭和48年 
1 祭りも近いと 汽笛は呼ぶが
  洗いざらしの Gパンひとつ
  白い花咲く 故郷が
  日暮れりゃ恋しく なるばかり


2 小川のせせらぎ 帰りの道で
  妹ととりあった 赤い野苺
  緑の谷間 なだらかに
  仔馬は集い 鳥はなく
  あゝ誰にも 故郷がある
  故郷がある


3 お嫁にゆかずに あなたのことを
  待っていますと 優しい便り
  隣の村では いまごろは
  杏の花の まっさかり


4 赤いネオンの 空見上げれば
  月の光が はるかに遠い
  風に吹かれりゃ しみじみと
  想い出します 囲炉裏ばた
  あゝ誰にも 故郷がある
  故郷がある


表紙