筑  後  川

作詩 吉田 旺  作曲 弦 哲也
昭和62年 
1 まぶたとじれば 葦雀(よしきり)の
  童歌(うた)も懐かし 筑後川
  幼馴染みよ わがふるさとよ
  清き流れは あの日のままか
  …… あの日のままか


  夕焼け 小焼けで追いかけた
  笹舟沈んで日が暮れた


2 春はせせらぎ 花筏(はないかだ)
  夏は夜祭り 夢ほたる
  幼ごころを つつんでしみた
  川風(かぜ)のにおいも あの日のままか
  …… あの日のままか


3 久留米絣の機(はた)を織る
  母にかさなる筑後川
  今もこの胸 やさしく洗う
  清き流れよ いついつまでも
  …… いついつまでも
歌 谷 真酉美
写真撮影  野口好喜さん