男 一 匹 の 歌
(昭和14年初版 歌詞を一部変えて再販)
作詩 夢 虹二 作曲 佐藤長助
昭和23年
1 赤い夕陽は 砂漠のはてに
旅を行く身は ラクダの背中に
男一匹未練心は さらさらないが
なぜかさびしい 日暮れの道よ
2 昨日ラマ塔の 花咲くかげで
ちらと見た娘(こ)の 似ている瞳
男一匹何もいうまい 昔の夢だ
空にゃほのかに 七つの星よ
3 月の出潮は 心がぬれる
吹くなモンゴーの 砂漠の風よ
男一匹明日(あす)の希望を 心に秘めて
行けば鳴る鳴る ラクダの鈴よ
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