雪   椿
尺八演奏 加賀国一郎
作詞 星野哲郎  作曲 遠藤 実
昭和62年 
1 やさしさと かいしょのなさが
  裏と表に ついている
  そんな男に 惚れたのだから
  私がその分 がんばりますと
  背(せな)をかがめて 微笑み返す
  花は越後の 花は越後の 雪椿


2 夢にみた 乙女の頃の
  玉の輿には 遠いけど
  まるで苦労を 楽しむように
  寝顔を誰にも 見せないあなた
  雪の谷間に 紅さす母の
  愛は越後の 愛は越後の 雪椿


3 つらくても がまんをすれば
  きっと来ますよ 春の日が
  命なげすて 育ててくれた
  あなたの口癖 あなたの涙
  子供ごころに 香りを残す
  花は越後の 花は越後の 雪椿