出 船 の 唄

作詩 清水みのる  作曲 倉若晴生
昭和14年
1 出船の出船の 銅鑼が鳴る
  都通いの 船が出る
  さらばしばしの 別れだが
  せめても笑顔で いておくれ


2 別れて別れて 行くけれど
  恋しふるさと 忘りゃせぬ
  かならず帰るよ それまでは
  母さん一人を たのんだよ


3 男の男の 意地ゆえに
  なんで弱気が 見せらりょか
  熱い眸の その裏じゃ
  すまぬと心で 詫びている


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