妻 恋 道 中


作詩 藤田まさと  作曲 阿部武雄
昭和12年
1 好いた女房に 三下り半を
  投げて長どす 永の旅
  怨むまいぞえ 俺らのことは  
  またの浮世で 逢うまでは


2 惚れていながら 惚れないそぶり
  それがやくざの 恋とやら
  二度と添うまい 街道がらす
  阿呆阿呆で 旅ぐらし


3 泣いてなるかと 心に誓や
  誓う矢先に またほろり
  馬鹿を承知の 俺等の胸を
  何故になかすか 今朝の風


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