旅 の 舞 姫
作詩 西条八十 作曲 古賀政男
昭和22年
1 君はかわゆき 舞姫の
私ははかない 胡弓ひき
思いは胸に 燃えたとて
誰にあかそう
誰にあかそう 旅の風
2 恋をする身と 知ったのは
あなたの姿の 消えた夜
悲しく君の 名を呼べば
霧が答えた
霧が答えた 白い霧
3 親のない身の 寂しさを
ふたりで嘆いて 夜が更けて
眺めた銀の 天の川
旅のあの夜が
旅のあの夜が 忘らりょか