初めて来た港

作詩・作曲 豊田一夫 
昭和29年
1 はじめて来た この港
  たった短い 四・五日だけど
  汽笛一声 別れるつらさ
  涙でうるむ 街あかり
  さいはての港


2 遠くにかすむ あの港
  今度来たときゃ しばらく滞在(くら)そう
  さらばいとしの 国後(くなじり)岬
  淋しく月も ぬれている
  北海航路


3 死ぬほど好きな あの人に
  無理に別れる つもりはないが
  男船乗り 荒波こえて
  またくる日まで 逢う日まで
  元気でさようなら

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