港のエトランゼ

作詩 矢野亮  作曲 渡久地政信
昭和28年
1 流れ流れて たどりつく
  知らぬ港は 青い霧
  もっとお寄りよ 淋しじゃないか
  どうせ故郷にゃ 帰れぬ二人
  俺もお前も エトランゼ

2 抱いたギターを 爪弾けば
  すすり泣きする いじらしさ
  そっと唄およ 切ない胸を
  待てど来るやら 花咲く春が
  俺もお前も エトランゼ

3 残る未練に ひかされて
  風にまかせた 旅の空
  ほって置いてよ 流しの唄は
  届くあてない 儚い夢さ
  俺もお前も エトランゼ

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