港 の お り く さ ん

作詩 伊藤岸子 作曲 渡久地政信
昭和30年
1 縞のお召しに 西陣しめて
  粋じゃないかえ おりくさん
  徳利片手に 愛嬌まけば
  さわぐ筈だよ 与太さんが
  サ サエ 港町


2 酔えばほんのり 目元が千両
  味があるぞえ おりくさん
  色は浅黄に 白地にぬいた
  こぼれ松葉の こののれん
  サ サエ 嬉しいね


3 明日は船出と 小声で言えば
  無事で居てねと おりくさん
  強いようでも 女は女
  涙ふく袖 ちらほらと
  サ サエ 紅が散る 

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